戦国BASARA無駄話

4元親とかについての妄言(2015年)

気をつけて!あまりにも妄言!

元親ルートの目的が世界の海に出る前に日ノ本をおさめられる人(家康だろうなあ)に託すというものなのだが、感想を見ていると、四国の国主という設定はなくなったのか?というものを見かけた。
私はそれはちょっと違うのではと見ている。
このシリーズは、ナンバリングが進むごとに物語の背景はリセットされるが、一部の設定は引き継がれている。
無印は各国の武将たちが皆それぞれに天下統一を目指す。
同所属のキャラクター以外のキャラクター同士の面識は基本的になく(例外はザビー教にからくりを奪われた元親、色々な家に人質になっていた家康ぐらいではないだろうか)後のシリーズと比べるとあっさり仕立てのストーリーであり、キャラクターが比較的ドライなのが特徴である。
2では、新鋭の豊臣軍が急激に勢力を伸ばし、それに立ち向かう武将たちという大まかな流れがある。
ここで、同所属以外のキャラクター同士の因縁が始めから設定に組み込まれる。
政宗と幸村のライバル設定が強調されたり、慶次、秀吉、半兵衛の過去であったり。
無印がストーリーはほとんどオープニングとエンディングしかない仕様だからか、無印ストーリーからの引き継ぎ設定は少ない。
3では、家康と三成の軍勢の戦いに巻き込まれる武将たちという大きな流れがある。
2のストーリーからの設定引き継ぎもあるが、2のストーリーでは死なせているところも生き残った設定であったり(政宗の刀を奪おうとした松永を小十郎が追い返したことがあるとか)ストーリーのエンディングの結果は引き継がれていなかったり(元親と家康は同盟を結んだことはあるが外伝元親ストーリー最終章の 出来事はなかったことになっている)する。
(ただ、元親ストーリーの最終章の二人の口上と3元親赤ルートの二人の口上など、意識しているところはある)無印と2は時間軸の同じパラレルワールドという印象が強いが3は2からしっかり繋がっている印象。
4は、3までの武将たちの歩んだ道をふんわり引き継ぎつつ時系列は戻る感じ。
奔放な元将軍義輝に振り回される武将たち。
4ではこれまでになくパラレルワールド感をほのめかしてきている。
これまでのシリーズでの武将×ルート分の数だけあるパラレルな道筋をエンディングまで進んではリセットされ、記憶のリセットの限界が近づいているのではというSFな妄想をした。
創世ルートの合戦場がランダムに決まる性質上、同じ軍勢の中でのストーリーになるのは個人的には軍勢の掘り下げになっていて好ましい。
数キャラ遊んだ上で、創世ルートはその武将にとってベストまたはベターな結末、ドラマルートは大きな転機があり、物議を醸すような結末もあるという傾向なのではと感じた。
家康ドラマルートはそんなの絶対認めない!(Britain Music並感)元親ドラマルートは自分でも都合の良い解釈をしてるなと思ってるが夢見て生きなきゃ王じゃない。(見よう!実ミリ!)
話が逸れすぎたが、4元親の話だ。
3では元親が外遊している隙に本拠地の四国に攻め入られたという設定であったが、4では信頼できる人物に日ノ本を任せてから外つ国に出ることを考えている。
4の設定は3を踏まえてその反対、という感じだ。四国の国主をしなくていいように日ノ本が統一されるまで(元親の認めた人物に。というか家康)留まって、それから船出ということなのではないだろうか。