FateR18文章

赤い弓兵inエロトラップダンジョン(2020年)

・とても下品
・キャラ崩壊
・快楽堕ち・NTRっぽいオチ
・無様系寄り
・♡喘ぎ・濁点喘ぎ・汚喘ぎ
・触手姦・機械姦
・マイクロビキニ
・乳首責め・前立腺責め・結腸責め・玉責めとか
・オナニー
・スカ(小・擬似大)
・母乳

重ねて言いますがとても下品です。人間相手のプレイはありません。

こちらの診断結果をもとに色々とアレンジを加えさせていただきました。

プロローグ

 とある時空のとある聖杯戦争。一般人と大差のないようなマスターに召喚されたアーチャーはそれでも、マスターと信頼を育みながら戦っていた。
 しかし、アーチャーの戦法ゆえにマスターと離れていた時、運悪くマスターの潜伏先が敵陣営に発見されてしまい、マスターが捕らえられてしまった。それが一日半前のことである。
 自らの能力を駆使し、アーチャーはついにマスターが捕らえられているという魔術師の工房を突き止めたのだった。さまざまな結界を投影した宝具で解呪し、番犬がわりの使い魔を仕留めて地下へ通ずる入り口を発見した。間違いなくこの奥がマスターの居場所だ。建物の構造を解析したところ、入り口はこの一つ。そう広くないため、外から破壊するのは危険が伴うだろうと判断してこの入り口から入ることにした。この身はサーヴァント。マスターがいなければ元も子もないし、生半なことで負けるつもりもない。

一層目・強制着替の罠

「なっ!?」
 地下の工房内へ踏み込むと、一瞬のうちに装備していた武器は霧散し、着ていたはずの礼装が消え、布面積の少ないビキニと長手袋、ニーハイソックスといういでたちに着替えさせられていた。乳首をギリギリ覆うほとんど紐といった趣の生地の薄いトップスからは乳輪がはみ出ており、パンツはアーチャーの体格に見合った大きなチンポと睾丸が無理やり詰め込まれて伸びている。そのうえ髪と同色の白い陰毛がパンツの上にはみ出している。
 アーチャーは全裸でもこれ以上間抜けな格好になることはあるまいとビキニを脱ごうとしたが、呪いでもかかっているのかどうしても指が滑って脱ぐことができない。脱げないならと霊体化を試したりビキニの上から礼装を編むことを試したり刃物を投影することを試したりしたが失敗した。ここは既に敵地、相手の魔術を封じる策が講じられていても不思議ではない。アーチャーはビキニ姿のままで探索を始めた。
「やはり無駄か。このまま探索するしか——んぐっ!?」
 突如ヴヴヴヴッとモーター音が響き、アーチャーは股間に振動を感じて体勢を崩した。
「んっ、こっ、この……!」
 瞬く間に勃起したチンポの裏側、亀頭との境に振動の源となっている塊があるのを見つけて手で探るがやはり取れる気配はない。
「だめだ、出るっ…!」
 敏感な部分の振動に加え手で触ったのが決定打となってアーチャーのチンポから生地の薄いビキニを突き抜けて白濁した精液がほとばしった。
 膝をついて、チンポが勃起していても不思議と隙間のできないビキニを必死に脱ごうとするがやはり脱ぐことはできない。
「んぐっ♡ や、やめろ……!!」
 その間にも不規則な振動が続いて、ビキニの布地に震える敏感な亀頭がこすれ、その強烈な感覚にまたも射精させられる。
「ハァッ、ハァッ、やめ——んひッ♡」
 ビクンと全身を緊張させながら精液をこぼした。アーチャーは、ビキニと一体化しているらしき振動の源を取るのを諦めて探索を再開するが——
「はっ、あ゛っ♡ あーっ……」
 よろよろと壁にもたれながら歩くアーチャー。何回もイかされ続けた末、ビキニは自身の精液でぐっしょりと濡れてピッタリ張り付き、勃起チンポと陰嚢の形をクッキリ見せてその褐色を透けさせている。アーチャーの歩いた跡にぽてぽてと精液やら汗やらが落ちているが、アーチャーにはそれに気づく余裕はない。そしてまた、最初よりも勢いの弱い水っぽい精液がピュルルと噴き出した後、ついにチンポが勃起を保てなくなった。それでも振動は続き、萎えたチンポから締まりなく汁がこぼれる。
「奥へ、進まなければ………ふっン゛♡」
 声をあげてまたも薄い精液をこぼしながら、アーチャーが一歩踏み出すと————

二層目・触手部屋

 次の瞬間、落下感とともに下方にみっちりと詰まるてらてらとした肉の触手が見えた。とっさに上方から垂れていたひも状のものを掴みぶら下がる。
「はぐゥッ♡♡」
 衝撃でぶるんとビキニに包まれたチンポが揺れ、一層目から続いている振動もチンポを刺激してまた汁を漏らす。
 掴んだものを確認してみるとこれもまた触手のひとつであるが、底でうぞうぞとひしめき合う触手の海よりはマシだと思えてアーチャーは縄を登るように上方を目指してみた。少し登ると天井が見えてきたが、それもまた触手に埋め尽くされており出口など見えなかった。前後左右を見回しても触手まみれの壁、にっちもさっちもいかずに宙ぶらりんのままでいると——
「——はぁっ、はぁっ…………ッ! これは……!」
 アーチャーは甘い匂いを感じて慌てて鼻と口を手で覆ったが、だんだんと思考がぼんやりしてきて、触手を掴んでいる手が滑る。
 その拍子に漂う媚薬ガスを思い切り吸い込んでしまった。媚薬効果だけでなく麻痺効果も含まれるガスを存分に取り込んでしまったアーチャーの体から力が抜け、再びの落下感。
「なっ……! ——ああ゛ッ!♡」
 ぼっちゃんと音を立てて触手の海へ沈むアーチャー。柔らかい肉がクッションになっているといっても少なからず衝撃があり、敏感さを増したチンポが揺れた。
 アーチャーを受け止めた触手たちは身動きできないようすぐさまガスで抵抗の鈍った四肢に巻きついた。
「んっ……やめ——♡ と、溶け……!?♡」
 ぬるぬるとした粘液を塗り広げるように全身を触手が這い回ると、秘部を覆っていたはずの薄い布が溶けて紐で囲われて強調されたような姿になる。媚薬に冒されて抵抗もままならない身体は触手に撫でられる刺激を余すことなく受けて、遮るものがなくなったチンポと乳首がふるふると勃ち上がった。パンツにくっついていた振動器はパンツの布が溶けた際にどこかへ落ちていったらしい。
 べっとりと全身に粘液が塗られたと思えば左右から触手が両乳首をこね出す。
「ふひィ゛っ!? 乳首やめろオオっ♡ ひき゛っ♡ 引っ張るなアア゛っ♡」
 みちっと圧迫したかと思えば二本で掴まれて上下左右に引っ張り回す。
「んひッ♡ ちくびのびるぅ゛ッ♡ やめろォッ♡!」
 散々アーチャーの乳首をこね回した二本組の触手が離れると、一回り太い触手がコリっと勃った乳首を沈み込ませ、強く振動を始めた。
「ンい゛い゛イ゛イ゛ィい゛っっ!?!?♡ づよいィい゛いいイ゛イ゛!♡♡」
 ビクビクする身体の動きに合わせて揺れるチンポからぷしぷしと汁が漏れる。
「ふお゛っ!? そこはァっ!?」
 乳首の感覚に気を取られていると、開いた形で固定された股の下から触手がアナルめがけて勢いよく突入した。つぷんっと音を立てて易々と入り込んだ触手は、遠慮なくアーチャーのアナルを探る。
「尻の、穴など……! ンンっ!?♡ なっ♡!? そこ駄目だっ!♡」
 アーチャーの弱いところ、つまり前立腺を見つけた触手は、重点的にそこを撫で摩る。そして、狙いを定めてやや圧迫しつつ動きを止めた。
「ひぎゅい゛い゛いイ゛イ゛い!?!?♡♡ なんらァ゛ぁぁ゛!?♡♡ やめえ゛え゛え゛ッ!!♡♡」
 ビリビリッ!!と的確に前立腺を押さえた触手から電撃が走る。歯を食いしばり絶頂するアーチャー。ガクガクと身体が痙攣するが触手はズレることなく前立腺に食いつき電撃を与え続ける。チンポは射精することなくガチガチに勃起を保っていた。ムギュムギュと電撃触手を食んでいるアナルに数本の細い触手が入り込み、アナルを広げるように動きだした。
「もお゛やめでぇッ!♡ ひろげるなぁ゛あ゛っ!!♡ ッあ!♡」
 粘液で潤滑され広げられて柔軟性を持ったアナルから触手が抜け出る。前立腺に吸い付いていた触手が無理やり離れてアーチャーの身体に小さく衝撃が走った。
 そして、今までで一番の太さの触手が姿を現わす。全体にぼこぼこした形に先端には亀頭のような盛り上がり。アーチャーに見せつけるように蠢き、アナルに狙いを定める。
「そっ、それやめ……! くるなぁ……!! あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ァ゛——!!♡♡ きたぁ゛ぁ゛っっ!!♡」
 一気にどちゅん!!と突き込まれてアーチャーは衝撃に喉を反らせた。数度ピストンしてアナルに馴染んだ頃合い、突然触手が強く振動を始めた。
「ふほッ♡ ンっ——おごぉお゛おオ゛オ゛ぉぉぉ゛っ!!♡♡」
 ずっぽりハマりこんだ触手がアーチャーの腹の奥を震わせる。不随意にアナルがバイブ触手を食い締めて前立腺を押し付けた。
「弱いとこぐるぅぅぅッ♡♡ やめろォ♡ 締めるのやめろぉ゛ぉ♡♡ もうイぐ♡ イ゛ぐからあ゛ァァああッ!!♡♡」
 たらたらと透明な汁を垂れ流すチンポはブルっと震えたものの、精液を噴き出すことはない。
「あ゛ッ!?♡ 腹の奥なんかくるぅ゛ぅ゛っっ!?!?♡♡ びりびり来るゥ゛う゛う゛う゛!!!♡♡♡」
 全身を震わせ、首をのけぞらせて盛大に雌イキしているアーチャーの乳首から振動触手が離れ、新たに細く尖った先端の触手が近づいた。そして腫れあがった乳首の側面からプスッ!と貫いて電撃を流し始めた。
「ひぎっ!?♡ い゛っひィ゛い゛いいイ゛イ゛イ゛!?!?♡♡ イっでるのにぐるゥ゛う゛う゛ウ゛ぅ!!♡♡♡ だめ゛らァ゛あ゛あ゛ァァ!!♡♡」
 絶頂の終わらぬうちに乳首の内部に直接電撃を食らわされて、強すぎる刺激に全身の筋肉が緊張を繰り返し、何にも触れられていないチンポが漏れた汁を飛ばして揺れる。
 アナルにハマっているバイブ触手が、乳首電撃責めにイき続けるアーチャーの前立腺を目掛けてグリッと亀頭を押し付けた。
「ひゅぎィ゛い゛い゛ッ♡♡ チンポ汁でるぅ゛ッ……!!♡♡♡」
 アーチャーのアナルが激しく収縮し、チンポは勢いよく潮を噴き出して、びちゃびちゃと自身の割れた腹筋から胸板にかけて濡らす。
「は、はへ……♡」
 それを最後に触手たちはアーチャーを解放したが、あまりにイきすぎて身体に力が入らずに触手の海に埋もれるがままだ。閉じきらないアナルはくぽくぽと開閉し、目は虚空を向いている。
 三十分はかかっただろうか。なんとか息を整えて脱出経路を探ろうとした時、
「な……!! むぐぐぐぐ——!? むごぉおお!? ————!!」
 触手が再び絡みつき、足を掴まれて底まで引っ張り込まれる。頭の先まで埋まってもがいても浮上できる気配はない。このまま脱出できずに触手に埋まったままなのかという恐怖、あるいは期待をチラリと抱いた時————

三層目・オナホ触手の罠

 触手の海に底が見えた。床に穴が空いているようで、アーチャーを掴んでいる触手がそこめがけて身体を押し出す。穴をくぐり抜けたアーチャーは体勢を整えて着地した。
「通路——か?」
 人一人が通れる程度の幅の、つるりとした石造りの通路である。この周りには見るべきものはなにもなさそうであるし、自分が落ちてきた穴からは触手が蠢くのが見えるし、アーチャーはすぐさま前に進みたかった。
「ンうっ!?♡」
 チンポを揉み込まれる感覚。そこにはぐにゅぐにゅと動く筒型の肉がすっぽりはまっていた。
「なんだ、こ——はふぅうっ!?♡」
 思わず膝をついたアーチャーは股間を確かめた。筒型の肉——オナホ触手の下部の肉は睾丸を包み込んでキュッとフィットしており、アーチャーの睾丸にヌルヌルと粘液を塗り込んでいる。粘液が皮膚から染み込んでいくたびに精液が生産されて睾丸に溜まっていく。布地を溶かされたビキニが縁だけ残っていて、たまらず勃起したチンポとふっくら張った陰嚢を囲って卑猥さを強調していた。
 その間も竿を包んでいる肉の動きは止まらない。
「やめ……! ンうッ♡」
 ストレートな快感に耐えつつアーチャーはオナホ触手を取り外そうとする。だが、未だ残っている手袋の上に触手の粘液がべっとりついており、オナホ触手自体もヌルヌルと粘液で覆われているので指もひっかからない。
「ふンンうううぅぅ〜〜っ♡♡」
 オナホ触手の内部のヒダがアーチャーのチンポの各部に密着して擦る。触手を握るとチンポにも力が伝わってしまうので力任せに取ることもできない。必死に引っ掛かりを探して取りはずそうと格闘するアーチャー。
「ふグっ!?♡♡」
 その弾みにそこだけ露出した亀頭の先端を手でこすってしまい、軽く精液が飛んだ。
「こっ……ここなら——♡ っくぅううっ♡」
 なんとか竿と玉の覆いの接続部に指をねじこんだアーチャーは、オナホ触手のヒダにこすられ圧迫される感覚に耐えながら少しずつチンポの先まで触手をずらしていった。触手の接続部が伸び、口がアーチャーの亀頭にまで差し掛かった時、
「もう少しでっ、抜け——」
 じゅぽんっっ!!
「ふっほぉぉお゛ぅ♡♡」
 ズルッとオナホ触手が手から滑って元の位置まで戻る。ぶるるんとチンポと睾丸が揺れ、予想外の強い刺激にチンポが勢いよく精液を噴出させた。
「はぁーっ、はぁーっ♡♡ くうぅ♡ ぎゅうぎゅうするなァっ♡♡」
 オナホ触手は射精直後のアーチャーのチンポを形が変わるほど揉み込む。
「ほひッ♡♡ 先っぽ無理ぃい゛♡♡」
 アーチャーの亀頭付近からヒダ触手が伸びて尿道口ごとこすりまくられ、またも精液が噴き出した。思わず両手でチンポを包み込むが、ただ自分のチンポを圧迫して快感を得ただけだった。
「ほっ♡ ンはっ♡ はヒぃっ♡」
 ぎゅむぎゅむと両手でオナホ触手を揉んで快楽を追うアーチャー。睾丸に染み込んだ触手粘液の効果で生産された精液をもっと出したくて出したくてたまらなくなってきたのだ。
「んん〜〜っ♡ ンっふぅうう!♡♡」
 アーチャーは先ほどの要領でオナホ触手を前後させて今度は紛うことなきオナニーを始め、さっそく精液をまき散らした。
「ふんっ♡ふんっ♡ふんっ♡ 射精るッ♡♡」
 さらにスピードを速めてチンポをしごくアーチャー。連結された触手ごとアーチャーの睾丸もぶるんぶるんと大きく揺れて、またすぐに射精する。
「ふほぉぉ〜〜〜♡♡♡」
 イった直後の亀頭に絡むオナホ触手をきゅううっと指ですぼめ、アーチャーは自らのチンポを追い込んで連続射精した。多幸感にだらしなく口角を上げながらも、手の動きは止まらない。
「ほォっ♡ やばッ♡ イいっ♡ 止まらなっ♡♡」
 亀頭に片手を当ててぐりぐりとオナホ触手ごとこね回すと内側のヒダが皮の薄い亀頭に押し付けられててきめんにキく。ぴゅっぴゅと断続的に精液が噴き出る。
「んへぇ♡ 金玉どんどんくるぅ♡♡」
 精液が水っぽくなってきたかと思えば睾丸の触手がさらに粘液を擦り込み、精液の生産を促進させる。
「ンふっ♡ まだっ♡止められなっ♡♡」
 オナホ触手に指をひっかけて絡ませながら手のひらで包み込んで更にチンポを圧迫する。そうしてオナホ触手でチンポをしごいていると、
「ンふおぉお゛お゛!!♡♡♡」
 突如オナホ触手の内側が回転を始め、衝撃で更に強くチンポを握ってしまう。チンポを余すところなく回転するヒダで擦られたアーチャーは全身を痙攣させながら勢いよく精液をぶちまけた。
「ほぎぃ♡♡ まだクるぅ゛!!♡♡」
 触手ヒダの容赦ない回転はアーチャーがイっても止まらず、再び両手をぎゅうっと握ればチンポはすぐさま次の精液を噴出させる。

 にゅぽにゅぽとオナホ触手でオナニーを続け、その後五回は睾丸への触手粘液での精液生産促進がされた頃。
 勢いよくチンポをしごく最中、思いっきりオナホ触手を亀頭側にずらした拍子にスッポン!と睾丸に取り付いていた触手が外れ、竿の触手もギュギュッ!!とアーチャーのチンポを締め付けるが勢いと粘液のおかげで滑って飛んで行ってしまった。
「え゛あ゛っはアア゛ァァっ♡♡♡」
 獣のような咆哮をあげ、アーチャーは今までで一番の盛大な射精をキメる。
「はぁーっ♡ はぁーっ♡ んっふうう……っ♡ はあぁっ……♡♡ 小便がっ……♡♡♡」
 甘い吐息を上げてアーチャーの身体が弛緩した。長い圧迫から解放された尿道も緩み、ジョロジョロと小便を漏らし始める。
「とっ……とまらなひっ……♡♡ 小便イイっ……♡」
 散々射精で刺激され続けた尿道が今度は小便で擦られる。その原始的な排泄の快感にアーチャーは身を任せた。

「はぁっ……♡ ————私は、何を……」
 数時間ぶりに正気を取り戻したアーチャーの賢者モードである。一メートルほど先に動かなくなって落ちているオナホ触手を見つけたアーチャーは、それを拾い上げて両手で真っ二つに割いた。
この階層で都合三十六回も射精したアーチャーが格闘……?していた床には、べったりと精液と小便の海ができていたことは言うまでもない。

四層目・拘束電マの罠

 ようやく歩き出した通路の先には味気ない扉が立っていた。無策で扉を開いてもきっと今までと同じような目に遭うだろうが、来た道を戻って触手部屋に戻るわけにもいかない以上打つ手はない。せめて扉の向こうの物音や気配を探ろうと身体を寄せた。
「なっ!!」
 突然バタンッと扉が前に倒れ、アーチャーも奥の部屋に倒れこんでしまう。すかさず部屋で待ち構えていた多数の自律駆動アームが速やかにアーチャーの膝と足首を掴んで、仰向けになったアーチャーの胴体側へ脚を折り込んだ形で固定した。いわゆるちんぐり返しである。
「やはりこうなったか——!」
 アーチャーは渾身の力をこめて抵抗したが、手首も腰も肩も追加のアームに固定されて、さながらまな板の上の鯉になってしまった。
「マッサージ機……?」
 アーチャーの眼前には一際大きな自律駆動アーム。そのアームの先には丸いシリコンゴムのアタッチメントをつけた、総合的に言うとハンディタイプの電動マッサージ機にそっくりなものがついていた。
「それッ……どこに……っ?」
 パチッと何かのスイッチが入るような音がして、目の前の電マアームが強く振動しだした。電マアームはゆっくりアーチャーの股間に近づいて、十センチほど距離を開けて一度止まり、
「はお゛お゛お゛お゛♡♡ 下っ腹にクる゛う゛う゛ゥ゛♡♡♡」
 アーチャーの睾丸とアナルの間の位置めがけて勢いよく押し付けた。アーチャーは一瞬で絶頂して身体を痙攣させるがアームにガッチリ拘束されていて身動きできない。
「お゛ん゛っっ♡♡ どめ゛ろ゛お゛オ゛お゛!!♡♡♡ また゛イぐう゛う゛ウぅ゛ッ!!♡♡」
 グリグリと押し付けられた電マアームの振動が股間の肉を伝わって前立腺を震わせる。ガチガチに勃起したチンポがぴるぴると震えながら汁をこぼした。
 電マアームが今度は中心の位置は定めながらもごろごろと角度をつけて回転させる。
「はえ゛え゛え゛っ♡♡ キンタマぁ♡こーもんもクるぅう゛う゛♡ ほお゛っっ♡♡」
 大きめのアタッチメントが射精準備万端でプリプリに引き締まった睾丸をかすめて揺らし、天井に向かってくぱくぱ物欲しげに開閉するアナルを歪めた。直接的な刺激ではないのに敏感な身体にはパワーが強すぎて、再び睾丸を揺らされたタイミングで精液を出さずにまた絶頂した。
「はへっ♡ イくの゛っ♡♡とまらない゛っ♡ へお゛ッ♡♡」
 息をつく暇もないほど雌イキし続けているアーチャーは、口をだらっと開いて舌をはへはへとだらしなく垂らしている。まったく触られてもいない乳首もコリコリに勃って、身体が痙攣した拍子に自分の太ももに勃起乳首を潰されて乳首イキした。
「ン゛ひぁ゛♡ 乳首ぃ……♡♡」
 その呟きに応えたのか、新たに両脇から少し小ぶりな電マアームが伸びてくる。そしてアーチャーの腋と胸筋のキワに震えるアームが押し付けられた。
「なぁっ!?♡♡ なんでっ♡?」
 胸筋と乳首がブルブルと揺らされて、もどかしい痺れが広がる。股間の電マアームはまた新たな動き方を始めた。
「ン゛へあ゛ア゛アぁ゛♡♡ ほお゛ッ♡ ン゛ほッ♡ ほぉ゛ん♡♡」
 会陰めがけて垂直に一層強くグリグリッと突いた後、一旦圧迫を弱め、また強める動きを繰り返す。突き込まれたアーチャーの身体がユサユサと揺れて一人でセックスをしているかのようだ。それに合わせて両胸の電マアームも角度を変えて遠回りな刺激をする。
「ちくびぃ♡♡ そこ゛じゃなっ♡ ち゛くびぶるぶるし゛てくぇ゛ッ♡♡」
 電マアームはアーチャーのその声には応えることがなかった。しかし、肉越しに前立腺を責められて絶頂を続けていると次第に乳首へもビリッとした感覚が広がってきた。
「ン゛へぇ゛ッ♡ 股間もぉ゛ッ♡ 胸き゛た゛ア゛ア゛っ♡♡ びりびりク゛るっ♡♡ ほへえ゛ぇ゛♡」
 ついにアーチャーは直接触られることなく乳首でも雌イキしたのだった。そのまま両胸の電マアームがアーチャーの胸筋を寄せるようにぐるぐると押しては引く。
「お゛っ♡おっぱいぃ♡♡ おっぱいき゛もち゛ぃぃ゛♡♡」
 雌イキだけを繰り返すのでチンポはガチガチに勃起したままで、陰嚢はパンパンに詰まった精液を出せずに揺れている。アーチャーはイかされすぎて射精をしたいとも思わなかった。
「ン゛ふあ゛ッ!!♡♡」
 最後に股間の電マアームからグリッと捻りを入れた突き込みを食らって、アーチャーは全ての自律駆動アームから解放された。
「はぁっ、はぁっ……♡ おわった、か……ッ♡」
 そう言ってアーチャーは、ちんぐり返しから解放されたままだらしなく脚を開いた姿勢から立ち上がろうとして足を滑らせてしまった。
「ふオ゛ん゛っっ!!♡♡」
 尻もちをつくとドスンッとダイレクトに衝撃が胴体に伝わる。嬲られ続けた前立腺をブルンと揺らしてしまい、アーチャーは声を上げてイった。

五層目・淫魔のロデオマシン

 足腰が立つようになるまで休憩してから、アーチャーは次の部屋へ向かおうとしていた。
「今度こそは万全な警戒をもって臨まねば……」
 転ばない。流されない。そうしなければいくら誇りなどない身だといっても流石に自害したくなってしまう。
 今居る電マアームの部屋には入ってきた入り口と別の面の壁に扉のない穴があり、そこから次の部屋を覗くことができる。
——部屋の中心にフィットネス用のロデオマシンらしきモノと、その周りにこの部屋にもあった自律駆動アーム。不用意に部屋に入ればアームで無理やりロデオマシンに乗せられ、何かしらの性的刺激を与えられるのだろう。
——出口は……こちらの入り口から向かって左だ。アームを回避しながら左の通路へ進んでしまうのは不可能ではないだろう。
——待て、次の部屋というのはあれだけか?魔術は使えなくなっているが確かめられないだろうか。
 そう思い立ち、穴のある面の壁を除いた三面の壁を拳で叩いてみることにした。
「……まあ、期待はしていなかったが……」
 三面ともみっちりと岩盤が詰まっている重い音がした。つまり来た道を除けば道はあのロデオマシンの部屋にしかない。
 アーチャーは心して駆け出した。その気になればこの程度の距離は一足飛びに跳び越えることもできるが、なんの装備もない今では空中では制動が効かないので悪手。小回りを効かせられるように地面を蹴って駆け抜ける。
 部屋に入った瞬間、ロデオマシンの周りの自律駆動アームが反応してアーチャーに向かう。ギリギリまで振らせておいて回避する——!
「この身で培った心眼をなめるんじゃな——ハへあ゛♡♡♡」
 数々の責めを受けて乳輪からプックリと腫れ上がった乳首はアーチャーの思っていたより大きく、回避の目測を誤り拘束アームがかすめてしまう。お預けを食らわされ続けたアーチャーの乳首にビリィッ!!と電流が走り、間抜けな声を上げてイってしまった。その隙を見逃されるはずもなく、すぐさま二の腕・太もも・手首・足首が拘束されてロデオマシンらしきモノの上に運ばれる。
 もがいていたせいで位置がズレたのか、数回少し持ち上げられて位置を調整される。その後に馬に乗る時のような形で脚を固定され、腕は真上に上げて後ろで組む形に拘束された。手首の枷から天井に吊られ、身体を倒れ込ませることもできなくなる。全く今更な話ではあるが、腋という急所を丸出しにした姿勢で固定されているのに屈辱を深め、警戒を強めた。
「ふぅぅーッ……ンっ、やはり尻かっ!」
 座面の革の物理法則に準じた伸縮度など知ったことかと、アーチャーのアナルに当たる位置がどんどん盛り上がる。潤滑液を噴き出しながらちゅぷちゅぷと浅い抽送を繰り返した後、
「お゛っほぉ゛ぉ゛ッ♡ ケツ穴来たぁ゛っ゛っ……!!♡♡」
 ズドンッッ!!と一気にアーチャーの直腸を奥まで貫いた。アーチャーは背と首を仰け反らせて絶頂し、びゅうっと射精する。
「おく゛ま゛で埋まって゛るぅ゛♡♡ ふとすぎりゅう゛ぅ゛っ♡♡」
 仰け反って胴体の角度が変わり、目の当たりにしていないことが幸せなくらいのゴツいディルドの当たる位置も変化した。
「いい゛と゛こごりゅごりゅく゛る゛ぅ゛♡♡♡ ほっ゛♡ お゛っほ♡ ほあ゛ぁ゛っ♡♡ またイぐっ♡♡」
 緩い抽送に飽き足らずアーチャーは自分から下品に腰を揺らして弱点に当てに行く。ぷにっと座面に載った陰嚢も揺さぶられて、勃起しっぱなしのチンポからまた精液が噴き出した。
「ンふお゛おお♡♡♡ 腹っ♡グチャグチャにィ゛♡こね゛られる゛ぅ゛♡♡♡」
 ロデオマシンの本体がゆさゆさと特有の動きで動き始めた。ディルドの抽送とロデオマシンの運動というふた軸の自分の意思ではない動きにアーチャーは翻弄される。しかも、姿勢を保とうとして腰や腹筋が動く際にアナルを収縮させてしまい、余計にディルドをキツく締め付ける。
「おほぉ゛♡ んお゛っ♡ そこっ!?♡ いち゛ばんお゛く゛ぅ゛!♡♡」
 次第にディルドの抽送が激しくなってどちゅどちゅと音を立てて直腸の壁にぶつかる。その度にチンポから少しずつ精液がぴゅっぴゅっと漏れ出す。
「い゛ぎッ!?♡ だめらァッ♡ もぉ゛入らな゛い゛ッ!!♡♡」
 抽送されるディルドが直腸の奥の奥めがけてぶつかっているのにアーチャーは痛みを覚えながらも、次第に快感で塗りつぶされていく。
 そして極太ディルドはついにぐっぽっ!!と音を立ててアーチャーの結腸に到達した。
「お゛へっ♡♡ だめな゛と゛こ゛きた゛ぁ゛♡♡♡♡」
 アーチャーは無様な声を上げながら射精し、それに伴ってがっくんと全身が緊張した後弛緩する。口は力なく開き、目はぐりんと上を向いて何も映さない。
「ほへあっ♡♡ ほぉ゛♡ お゛ん゛っ゛♡ お゛っほ♡」
 気を失う寸前の状態で力なく揺さぶられるアーチャー。それを無視したかのように極太凶悪ディルドは激しい抽送を繰り返し、直腸と結腸の境の粘膜のヒダをがぽんがぽんと容赦なく虐めぬく。それでもアーチャーの脳は強烈な快楽を拾って、締まりのないチンポからビュルビュル精液を漏らす。
 アーチャーの上半身が、グラグラと意識の朦朧としたような状態から次第に起き直る。
「お゛っ♡ 〜〜ッあ゛♡♡ チンポ汁ッ♡と゛まん゛ない゛ッ♡♡ ダメなと゛こ突゛い゛でるッほォ゛♡♡♡ オ゛レっ♡ごわれでるう゛ッ♡♡ イぎぃい゛ッイ゛っでる゛っ!!♡♡」
 意識がトびかけているのは変わらないのか、狂ったように喘ぎ叫ぶ。チンポは漏らした精液と潮が伝ってビショビショで、汁が太ももを伝って足先から雫を垂らしていた。
「ふごォ゛オオっ!!♡♡ ち゛ゅよ゛しゅぎる゛ゥ゛ッッ♡♡」
 ここにきてロデオマシンは、滑らかな動きだけでなくジャンプする馬の背のような衝撃のかかる動きも織り交ぜてきた。結腸まで極太ディルドをハメられているアーチャーにとっては体内を直接殴られているに等しい衝撃だ。
「ふギぃい゛イ゛ぃ゛っ!!♡♡ かっでに゛デりゅう゛!♡ チ゛ンポぉ♡チン゛ポ汁か゛っでにイ゛っ!!♡♡ どち゛ゅどち゛ゅ出゛り゛ゅウ゛ウ゛ぅ!!♡♡♡」
 アーチャーのチンポからディルドの抽送と座面の揺れに合わせて間欠泉のように薄い精液が噴き出す。次第に精が尽きたのか、チンポがちょろちょろとしか汁を漏らさなくなり、ふにゃりと力を失った。
「はへぁ゛♡ もお゛でない゛ッ♡ ふヒっ♡ チンポ揺れるッ♡あたってェ゛♡♡きも゛ち゛ぃ♡♡」
 アーチャーの垂れたチンポの亀頭が座面に当たり、揺れては擦れる。少し抽送と座面の揺れが緩くなると、
「こすこすぅ゛♡ チンポ♡ オレのぉ♡ヘナチンポぉ゛ほぉ♡♡ 腰でェ゛っ♡♡コスるッ♡♡ ふへああぁ〜〜〜っ♡♡♡ 揺らしたらぁ゛♡♡雄マンコも゛くる゛っ♡♡ ふぎぃ゛♡♡」
 自分から腰をグラインドさせてチンポと結腸両方を責めるアーチャー。口もとはだらしなく緩み、目は焦点が定まらずフラフラとしてトんでいる。
「———ほギいいいいい!?!?!?♡♡♡ ぎゅる゛ぎゅう゛す゛ウ゛ぅ゛う゛う゛う゛ッ!!!♡♡♡♡」
 突如として奥まで入ったままのディルドの先端が強力に回転し始めた。アーチャーは奇声をあげて白目をむき、おまけにガグガグと痙攣している。
「どり゛ゅどり゛ゅす゛ウ゛ウ゛!!♡♡ け゛ずら゛れて゛う゛ウ゛ぅ゛♡オレの゛ナカ゛ぁ゛♡♡ ダメ゛に゛な゛って゛ゥ゛うう゛!!!♡♡♡」
 ディルドの先端が回転したままピストンされるものだから、アーチャーの結腸も結腸口も直腸も前立腺も肛門もまとめてもみくちゃにされたのだった。

 数時間にわたる肛虐の終盤には、アーチャーは悶える気力もなくただなされるがままに揺られて強すぎる快感を享受するだけのモノとなっていた。
「は……はひ……♡ ほお゛っ♡ ンへぁあ゛……♡」
 ゆっくりとディルドが座面に引っ込んでゆき、ロデオマシン本体も床に吸い込まれていく。拘束していたアームも順次アーチャーを解放するが、アーチャーが自分で体を支えられるわけもなくうつ伏せに倒れた。腕が時折ピクピクと痙攣し、足もM字に開いていて、まるで潰れたカエルか魚の開きのような姿であった。

六層目・失神耐久触手責め

 極太ディルドつきロデオマシンから解放されてから一時間あまり、なんとか動けるまでには休めたアーチャー。何時間もディルドが入っていたせいで閉じ切らないアナルを気にしつつも通路を歩く。一本道の通路の先には扉のない部屋があった。その部屋を覗けばこれ見よがしに触手生物が蠢いているのを見て、アーチャーはげんなりした気分になった。
——またどんな抵抗をしようともあの触手に犯されて何度もイかされるのだろうか……
 そんなこれまでの展開に基づく予想をして、アーチャーのぽっかりアナルはヒクついた。
 もう、何をやっても捕まるのなら——アーチャーはやけになってそのまま目の前の部屋に入る。
 予想に反して触手に反応はない。しめた、と思い次の部屋への入り口を探す。すると、触手生物の背後の壁に扉があった。その扉には張り紙が貼ってあり、
『この扉は、部屋での責めに失神しなければそのまま通ることができる。ただし、失神してしまった場合は罰として全身に余すことなく媚薬を塗られる。』
と書いてある。
「どちらにしても責められるのは変わらないじゃ——ッ!? これは——!」
 アーチャーが理不尽に怒りの声を上げたところで、不自然に体の動きが止まる。アーチャーの体は勝手に真後ろの触手生物の方へ向き直る。
「——え?」
 腕が上がり、両手は首の後ろで組まれる。そしてグググ、と脚が大きく外側を向き、膝が曲がって中腰の状態で止まる。胸はグッと反らされ、布のない紐ビキニに囲われた膨れた乳首と股間を見せつけるような姿勢で固まった。
「くっ! こんな……!!」
 そして、正面に鎮座する触手生物はエグいイボのついた一本をアーチャーの股間へ伸ばした。
「や、やめ——ほぁ゛っ♡♡ はい゛るぅ゛ッ♡♡」
 イボ触手は緩みっぱなしのアーチャーのアナルへ一直線に挿入する。たくさんのイボがアーチャーの前立腺をゴリゴリ削りながら奥へと侵入していった。アーチャーは勃起したチンポから汁をこぼしながら感じ入る。
「はへぇ゛ぇぁ゛お゛っごぉ゛ぉ゛お♡♡ そ゛こ゛ぉ♡♡ さ゛っき゛のとこ゛らァっ♡♡」
 人間の前腕の長さほどの触手が、前の階層で開発された結腸の入り口にまで入った。
「あ゛へっ♡ ださずにイぐッ♡ がァあ゛っ♡♡ ビグビグして゛♡締め゛つけりゅ♡♡ ふほッ♡♡ また゛イぐッ♡♡」
 イボ触手はぐりぐりと先端を回してアーチャーの結腸口を歪める。首まで固定されているので正面を向いたまま緩んだスケベ顔をさらしてアーチャーは雌イキした。下半身の筋肉に負担のかかるガニ股ポーズで固定されているので直腸の筋肉も収縮して入っている触手を締め付ける。
「ッあ゛ァ!?♡ もぉ゛はい゛ッて゛ぐるなァっ♡♡ ほぉ゛っ♡♡」
 触手は方向転換して、アーチャーの結腸のさらに奥の方へズルズルと入っていく。びっしり並んだイボでアナルじゅうの性感帯を刺激されて、その間にも雌イキが止まらなかった。
「あ゛〜〜っ♡ ——んッほぉ゛お゛お゛お ゛オ゛オぉ゛オ♡♡♡ お゛く゛♡お゛く゛がァ゛あ♡♡ イく゛のとま゛らな゛ぁ゛♡♡」
 ズルゥ〜〜ッと入り口近くまで抜け、再び結腸奥までノンストップで突き入れられる。体は恥ずかしい姿勢で固定されて動けないが、衝撃はチンポに伝わってプルプルと汁を飛ばして揺れる。
「はぇ゛ッ♡ ほぉ゛♡♡ だめらぁ♡トんじゃァっ……♡」
 ずぽずぽとイボ触手の抽送が続いて、アーチャーの瞳がクラクラとさまよい始めた。なすすべなく雌イキさせられ続けているが、必死に失神だけはしないように抗う。
 まともに周りを見られないアーチャーのそばにまた別の触手が近づいていく。
「は——はへぇ゛♡ チンポぉ♡ ちくびぃ♡」
 先端から管状になっている大小の触手が、アーチャーのチンポと両乳首に吸い付いた。そしてギュルルルル!!と激しく回転し始める。
「はががががへへぁ゛ぁアア!?♡♡♡ む゛りむ゛りむ゛りィ!!♡♡♡」
 内側のツブツブが回転で容赦なくアーチャーを追い詰める。体はガクガク痙攣し、瞳は何を見ることもなく上を向く。たまらずチンポから噴き出した精液は触手の中に吸収されていった。
「ほぉ゛お゛お゛お゛どお゛じむ゛り゛ぃイ゛イ゛い゛い゛!!!♡♡♡ ほごッ♡♡ お゛ほォ♡♡」
 アナルのイボ触手も勢いを強めて結腸を集中的に擦る。完全に白目をむいて、アーチャーは意識を手放した。

「はガっ!?!?♡♡」
 その直後、アナル・乳首・チンポについたままの触手全てから強い電流が走る。その衝撃で覚醒したアーチャーは、クラクラした頭で“罰”のことを思い出した。それと同時に、三本の触手はアーチャーを離れて新たな触手が近づく。
「はヒっ……♡ あぁああっ♡♡」
 太いブラシ状になった先端にたっぷりと媚薬液を含んだ触手がアーチャーの全身に媚薬を塗り込む。足の裏以外に塗り終わると、ひとりでにアーチャーの足が片方ずつ持ち上がって、ブラシ触手が媚薬を塗るのを手伝う。
「ンはぁう♡♡」
 足が地面につくとそれだけでアーチャーのチンポからは汁が飛ぶ。
両足の裏にも媚薬が塗られ、全身塗り終わったのかと思いきや、またもう一つの触手がアーチャーの方へ伸びる。
「えっ……?」
 その触手はアーチャーのアナルへズボッと入り、液体を噴出させ始めた。
「へぁ゛!?♡♡ まさかァ♡♡」
 先端から媚薬液を噴き出しながら、ゆっくりと動いてアーチャーのアナル全体へ媚薬を塗り広げる。
「はヒい゛♡♡ これい゛じょう゛はァ♡♡ そんなされたらァ゛♡♡ お゛ほ♡お゛く゛でてるぅ゛♡♡」
 媚薬液の噴出は止まらず、先端が結腸口までハメこまれて結腸に直接媚薬をそそぎ入れられる。
「い゛ヒっ!?♡♡」
 新たに先端が注射針状になった触手がアーチャーの両乳首めがけて伸び、その針を乳首から乳腺に突き入れた。別種の媚薬液を両胸に注射され、注がれた体積以上に胸がジンジンして膨らむ。そして針触手が勢いよく乳首から引き抜かれると、
「がッはぁ゛あ!?♡♡ な゛に゛ィ!?♡ なんか゛でて゛るぅ゛♡♡」
 ぴゅううっとアーチャーの乳首から白い液体が噴出した。
「あ゛へぁあ゛あ♡ ぼっ♡ぼにゅうっ?♡♡ おっぱい♡ お゛っぱいでるぅ゛う♡♡」
 プシップシッと母乳が噴出するのにつられて、媚薬を塗られて外気に震えていたアーチャーのチンポも精液を噴き出す。
 腸に注ぎ込まれている媚薬液は、アーチャーの腹を見た目にも膨らませ始めていた。
「はぁ゛ぁ゛〜〜っ♡♡ ぐぅ……ッ♡ お゛ッ♡ お゛なか゛がッ♡」
 アナルの触手は、先端をずらし入り口付近で引き続き媚薬液を注ぎ込む。
「はぐッ♡ も゛うむ゛りッ♡♡ もッ♡ も゛れる゛ッ♡♡ うヒっ♡」
 アーチャーの肛門は力が入って肉がプリッと盛り上がり、ヒクヒクするたびに触手との隙間からブシュッブシュッと媚薬液を漏らしていた。アーチャーの腹がポッコリと膨れるまで媚薬液を注入し続けた触手は、ズボォッ!とアーチャーのアナルから抜け出た。
「ほお゛ッ!♡♡ お゛ッほぉ゛♡♡ ふぐぐぅ゛♡♡」
 ガニ股ポーズで固まったまま、アーチャーはアナルから媚薬液をブシャッと漏らした。アーチャーは肛門に力を入れてこれ以上漏らさぬように締める。アーチャーのなけなしの理性がガニ股ポーズで肛門から大量噴射というこの上ない無様を拒んでいるのだった。
「う゛っ♡ う゛う゛う゛〜〜〜っ♡♡ ふっぐ♡」
 腸内にドップリ注入された媚薬液が重くアーチャーを苛む。歯を食いしばり、顔を真っ赤にして力んでいるが、瞳はクラクラとどこかにトんでいきそうだった。アナルがヒクッヒクッと動き、その度にビチャッビチャッと媚薬液を漏らす。
「う゛っぐ♡ もっ♡がま゛んでき゛な゛ッ♡♡」
 アーチャーの肛門括約筋が開き、アナルからベシャッ!ブッジュウウウッ!と勢いよく媚薬液が噴出する。
「んッほお゛おオ゛オォ゛ォお゛お゛お゛♡♡♡♡ ぎも゛ぢぃ゛ッ♡♡ イ゛ぐッヒぃ゛イ゛イい゛———!!!♡♡♡」
 アーチャーの理性は完全に決壊し、ほとんど白目をむき、だらしなく笑んで獣のような嬌声をあげる。媚薬で敏感になったアナルを流れ出る媚薬液が刺激して、アーチャーは再び乳首から母乳を大量噴出させながら絶頂した。

 アナルから大量の媚薬液を吐き出し終わったアーチャーはやっとガニ股ポーズから解放されて、そのままベシャッと自分のアナルから排泄された媚薬液の水たまりの上に尻もちをつく。
「ふッホォぉん♡♡」
 全身の感度を上げられたアーチャーは耐えられず間抜けな声を上げて絶頂しながら、再びぐりっと白目をむいて失神し、開脚したまま仰向けに倒れたのだった。

七層目・性感帯ローター責め

 ガニ股で失神していたアーチャーは目を覚ました。
「ん——フひぃ!?♡♡」
 少し身じろぎすると、全身に塗られた媚薬のせいでピリッと快感が脳に伝わる。
「はっ♡ はひぃ♡ んぐっ……♡」
 チンポを勃起させながらも、アーチャーは快感に耐えて立ち上がった。
「はへ♡ ふへっ♡ んほっ♡ ほぉ゛♡」
 一歩歩くたびに脳髄を走る衝撃に、チンポからピュッピュッと汁を漏らし続けながら、アーチャーは通路を超えて次の部屋の前まで到達した。
「なにも、ない……?」
 扉がないので部屋の中を見通せる。その部屋はこれといった物がなにもなく、石造りの箱といった様子であった。アーチャーは深く考える気力もなく、部屋の中へ歩み入る。
「はっ……♡ ——ふギギぎぎぎぃ!?!?♡♡♡」
 部屋に入った瞬間、強力に振動するローターがアーチャーのアナルの中と両乳首に転移されてきた。アナルの中でまで媚薬をたっぷり吸収しているアーチャーはたまらず勢いよく射精する。
「はががががへへヒぃィ♡♡♡ なん゛らこ゛れぇッ♡♡ な゛にッ♡♡」
 アナルのタマゴ大のローターはアーチャーの前立腺ピッタリの位置にとどまって動かない。乳首のローターは女並みに肥大したアーチャーの乳首の側面をキュッと包むようなリング型だ。
「はへぇ゛え゛♡♡ む゛り゛らぁ゛♡♡♡」
 アーチャーはローターに締めつけられて形を変えた乳首からプシャアアッ!と母乳を噴出させた。アーチャーは姿勢を保てずに、床に倒れこむ。
「お゛へぇ゛ッ♡♡♡」
 耐え難い快感がアーチャーの脳を揺さぶった。ドビュッと精液と母乳が飛び散り、ガクガクと尻だけを高く上げたような姿勢で震える。
「あ゛っ♡ はぁ゛あ゛〜〜っ♡♡」
 アーチャーは自らのアナルを探り、ローターから伸びているひもを探り当てた。それを掴んで引き抜こうとするも、
「あ゛ッ!?♡♡ はがっ!?♡♡♡ アぎいぃ゛ぃ゛ッ!!♡♡♡♡」
 ローターはアナルに張り付いて動かず、直腸の壁をぐいぐいと引っ張ることになる。絶頂が止まらず、乳首とチンポは断続的に母乳と精液を噴出させている。
「ンあ゛あ゛へぁ゛あ゛あッ♡♡♡」
 アーチャーは身をよじって今度は仰向けに倒れた。乳首に手を伸ばして、ローターを取り外そうとする。
「ンふぉ゛♡♡ ほぉ゛お゛♡♡ お゛っぱいぃ゛♡♡」
 だが、ぬりゅんぬりゅんとつかみどころなく手が滑ってただ乳首をクニクニと苛めるだけになってしまう。
「ンほひぃい゛い゛い゛〜〜♡♡ と゛れ゛ない゛ッ!♡ ち゛く゛びぃ゛い゛イ゛い〜〜〜♡♡♡」
 ローターを掴んで引っ張っても、乳首も一緒に引っ張られて、何度もプルン!プルン!と指からすり抜けた。その度にブシャッと母乳を噴き出すアーチャー。
「は……ッ♡♡ はへぇ゛っ♡♡ ふほぉ゛お♡♡」
 ガクガク震え、精液と母乳を撒き散らしながら、アーチャーは這いつくばって目の前に見えている次の通路を目指す。
「んお゛ごごごほぉ゛ぉ゛おお゛!?!?♡♡♡」
 突如としてアナルのローターの振動が強まってアーチャーは大きく絶頂する。
不規則な振動を始めたローターに振り回されて、アーチャーは数メートルの道のりを踏破するまでに13回もイってしまった。
 通路までたどり着くと、アーチャーのアナルに張り付いていたローターはプリッと肛門から排出され、乳首のローターもプルンと乳首を揺らして落ちる。
「ん゛あへぇ゛え゛ッ♡♡♡」
 その拍子にアーチャーはもう一回精液と母乳を噴出させた。

八層目・焦らし触手落とし穴

 息も絶え絶えのアーチャーはフラフラと通路を歩む。いつの間にか通路の様相が変わっていたが、アーチャーにはそれに気づく余裕はない。
「ふお゛ッ!?♡」
 気がついたのは足を取られてからだ。地面は肉の裂け目と化し、アーチャーの足はどんどん飲み込まれていく。とっさに手をついたのも悪かった。手も肉に埋まっていき、外れそうもない。肉の裂け目はどんどん開いていき、アーチャーの体は埋まった手足を後ろに肉の壁に垂直に張り付けられた。
 お約束のように、向かいの肉の壁から触手が分離してアーチャーの目の前をさまよう。
「はっ……♡」
 媚薬に冒されたアーチャーはその触手を熱のこもった目で追う。
「ああああっ♡♡」
 先端がブラシ状になった触手がアーチャーのチンポを優しくなでる。ゆるい回転を始めた触手に高められ、アーチャーが射精をしようとしたその時、
「ああっ……♡ でるぅ……ッ♡♡ ————?」
 触手はアーチャーのチンポを離れてしまった。射精できずに震えるチンポとパンパンに張った睾丸を再びブラシ触手がなでる。
「はっ、はぁあああっ♡♡ イくっ♡ ——え?」
 きゅうっと睾丸が上がってきたその時、またも触手はアーチャーが射精する寸前で離れてしまった。
「ううう……!♡♡ イかせろぉ……ッ♡♡」
 張りつめたチンポの先からたらたらと汁が垂れ、胸は母乳が溜まってふくらんで、乳首からにじみ出て一筋垂れ落ちる。
「はひ♡ 雄まんこぉッ♡♡ あっ……!♡」
 ブラシ触手はアナルの入り口を一回触っただけで離れていってしまった。
 新たにチンポをすっぽり包んでくれそうな筒状触手がチンポに近づく。
「あ、ああっ……♡♡」
 アーチャーは腰をヘコッ♡ヘコッ♡と揺らし、数センチ先の筒状触手と自分の亀頭をちゅぷちゅぷとキスさせた。ぐんっ♡と筒状触手に挿入できるかというほど腰を反らすが、触手はアーチャーから逃げて行ってしまった。
「なっ……! そんな……♡」
 諦めきれず、まだゆるく腰が動く。
 たくさんのブラシ触手も、ずこずことアーチャーの奥を突いてくれそうな極太触手も、アーチャーの身体には触れずに周りを蠢いていた。
「も、もうイきたい……♡ イきまくりたい♡♡ 精液もッ♡おっぱいもッ♡噴きまくってイきたい♡♡♡ 雄まんこ犯されてイきたいっ♡♡♡ 死ぬほどイきたいぃッ♡♡♡♡」
 アーチャーの理性は既に働かず、本能としての欲望が口をついて出た。胴体をくねらせ、チンポが揺れては先走りを飛ばし、睾丸が太ももにぶつかってはビクビクと身体を跳ねさせ、プルプルと乳首を揺らしてピュッピュッと締まりなく母乳を噴出させる。
『快楽を貪りたいというのなら、等価交換だ。受諾するのならばその証文に体液の判を捺すが良い』
 どこからか響く声。それと同時に羊皮紙でできた証文がふわりと降ってアーチャーの目の前に浮遊する。曰く、永遠に快楽を与えられながら魔力炉の炉心となること。正気ならば決して受けることなどない——
「永遠に——?♡」
——その証文に、アーチャーは汁を漏らすチンポの先をむちゅっ♡と押し付けた。
『有難う。交渉成立だ』
 その声とともに、アーチャーの下腹部に鋭い痛みが走る。そこには、家畜となった証の紋章が刻まれていた。
「あっ——? 来るっ!?♡♡」
 ついに待機していた極太触手がアーチャーのアナルへ伸びて、
「おっほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉぉお!!!♡♡♡ ふゴっ♡♡ ぷぎッ♡♡」
 一気に突き入れた。アーチャーは咆哮をあげながらチンポと乳首から白濁液を噴出させ、鼻が鳴って汚い音を出す。
「メスになるぅ゛♡♡ メスブタッ♡メスブタサーヴァントぉ♡♡ ふヒっ♡」
 顔をだらしなく緩ませ、家畜宣言をするアーチャー。大量のブラシ触手もアーチャーの全身を這う。
「あああぁあクるぅぅ♡♡ ほぉ゛っ♡♡ またでるぅ♡♡」
 今にも射精しそうなパンパンのチンポを、母乳を噴き出す寸前の固く張った乳首を、筒状になったバキューム触手が素早く包み込んだ。
「あ゛ッはぁぁああ♡♡♡ ぜんぶきたぁぁあっ♡♡♡」
 そして噴き出す精液と母乳を強く吸い出し始める。
「お゛ほぉ゛ぉ゛おお〜〜〜っ♡♡♡ イく゛っ♡♡ ずっとイってるぅ゛♡♡♡」
 アナルの触手に前立腺と精嚢を突かれる度に触手に包まれたチンポは精液を出す。その度に腰がびくんびくんと動き、四肢を捕らえられて動けない体は芋虫のようにくねる。
「はへぇ゛♡♡ お゛っ♡ え゛へぇ♡♡」
 アーチャーの目は焦点が合わず、頰は緩み口角が上がってへらっと笑んでいる。
 射精し続けるチンポを包んでどくどくと蠢いているバキューム触手の中からさらに細い触手が伸びていくが、アーチャーは気づけない。
「んぎッ!?♡ チンポの中っ!?♡♡ ああ゛ぁああっ♡♡ 射精っ♡♡ チンポ汁出ないッ!♡♡ チンポ穴ごしごしッ♡♡ だしたいぃ゛っ!!♡ チンポぉ♡♡」
 アーチャーのチンポを串刺しにした触手はちょうど前立腺に当たるところで先端を膨らませた。
「ふギょォ゛っ!?!?♡♡ そ゛こ゛駄目ぇ゛ぇ゛ええッ!!♡♡♡ はさむ゛のだめェ゛ぇ゛え゛エエん♡♡♡♡♡」
 アナルからの触手と尿道からの触手で前立腺をサンドイッチにされたアーチャーは、腰をガクガク痙攣させる。
「お゛ひひひヒぃ♡♡♡♡ これ駄目ッッ♡♡♡ チンポ駄目になる゛ッ♡♡♡♡♡」
 きゅうきゅうと前立腺を潰されて、射精できずに絶頂を繰り返すアーチャー。
 そこへ新たな触手がアーチャーの睾丸を包み込むと、いきなりギュムッ!!!と握りつぶした。
「ぎゅほォ゛!?!?♡♡ おぽォ……♡♡♡」
 行き場のない精液がアーチャーの股間を巡る。外と内、両方からの圧力がアーチャーの睾丸を責め苛んで破壊する。許容量を超えた激痛にしかしアーチャーの狂った脳は快感を受け取った。狂った快感にアーチャーは、白目をむいて舌をはみ出させながら気を失う。全身の筋肉が弛緩して、バキューム触手に包まれたままのチンポもまただんだんと角度を失っていく。尿道に入り込んでいた触手も抜け出て、アーチャーは今更とろとろと精液をバキューム触手の中にこぼした。

EX・屈服の後

 遂にアーチャーは探し続けていたマスターと対面することができたのだった。ただし、厚いアクリルのケース越しのことだったが。
 何者かに監禁されても、特に何をされるでもなかったマスターは、連れ込まれた部屋の奥に自分のサーヴァントだったものを見つけた。
 手足の枷はない。もはやアーチャーの理性は粉々に破壊され、戻ることはないからだ。身に付けるものは首輪のみ。しゃがみこんで床から垂直に生えているバイブにアナルを貫かせ、後ろ手に体を支えながらぬこぬこと尻を上下させている。以前では考えられないほど太く長く育った両乳首には搾乳機が吸い付いており、アーチャーの乳首をさらに引き伸ばしながら絶えず母乳を絞り出しているようだ。柔らかく萎えたチンポには細い管が通されて、繋がったタンクに白濁した液を溜めていた。常に媚薬液に漬け込まれて以前より膨れ上がった睾丸と、外から見ることはできないが精嚢に打ち込まれた魔術鉱石で絶えず精液の生産が促進されている。
 マスターが見る影もないソレに愕然としていると、あちらもマスターに気づいたようだった。だらしなく緩んだ表情で、ソレはマスターへ別れを告げる。
「マスターか……?♡ オレ、英霊エミヤはぁッ♡♡ サーヴァントじゃなくぅッ♡ あたらしいマスターのぉ゛ほっ♡ 魔力搾取家畜にぃ♡♡なった゛からぁ♡♡ イぐぅ♡ オレのこ゛とは忘れて♡ ふほぉぉ♡♡ 達者でやってくれっ♡♡ オレもがんばってイくから♡♡」
 それだけ聞かされると、炉心の入ったケースの部屋から連れ出され、自分の元サーヴァントに関する記憶を忘れさせられてから帰された。
 サーヴァントを召喚していたことなどすっかり忘れてしまった元マスターだったが、NTRモノでしか勃たなくなったのだった。